「永遠」とは何か?(朗読付き)

福音メッセージ

朗読(「永遠」とは何か①) 習志野に在る教会作成

「永遠」とは何か?①

人が「永遠」に対して理解することは難しいですが、「暫時的」ということに対しては感じるものがあります。多くの物はみな古くなり、みな過ぎ去ります。すべてのものが暫時的なものであると言うことができます。新しい服、新しい車、新しい家のように、これらはみなすぐに古くなります。わたしたち自身を見ても、日々年をとっていきます。祖父の世代、父の世代と一代一代と過ぎ去り、同世代においても年齢の増加によってみな過ぎ去っていき、ある日わたしたちも過ぎ去ります。命は短く、みな過ぎ去ります。聖書は告げています、「それら(天と地)は滅びますが、あなたはいつまでも存続されます。それらはすべて、衣のように古びます。あなたはそれらを外套のように巻いてしまわれます」(ヘブル人への手紙第1章11節―12節)。そして新しい天と新しい地へともたらします。光の下で、物質の領域の中で、永存するものは何一つありません。あなたはこのものが重要であると思いますが、それはすぐに過ぎ去ります。あなたは何かをつかんだと思いますが、それはすぐに消え去ります。この世で永遠のものは見つかりません。

朗読(「永遠」とは何か?➁) 習志野に在る教会作成

「永遠」とは何か?②

神は永遠である

「永遠」とは何でしょうか? 聖書は特にこのように啓示しています。この万物を創造した神だけが永遠であり、彼は永遠から存在し、自ら永遠に存在し、昔、今、未来永遠に存在し、昔、今、未来永遠にある方です。神ご自身は永遠であり、彼は過去の永遠から未来の永遠まで変わらず、また彼の言葉も永遠です。ある詩歌はこのように言います、「世は変わりゆくも、神は変わらず。愛と御言葉は永遠とわにわれらに」(詩歌31番、2節)。神は永遠であり、彼の言葉は永遠です。彼から出たものも永遠です。たとえば、神の愛は永遠の愛であり、彼は永遠の愛をもってわたしたちを愛しました。彼がわたしたちに与えた命は、永遠の命と呼ばれ、永遠に変わりません。彼は時間において永遠であり、性質においても永遠です。この万物を創造した神は、彼の存在、彼の属性、彼の美徳においてみな永遠です。彼ご自身が永遠であり、彼の命は永遠であり、彼の言葉は永遠であり、彼の愛は永遠であり、彼の属性は永遠です。

朗読(「永遠」とは何か?③) 習志野に在る教会作成

「永遠」とは何か?③

人は永遠を追い求める

人は神が創造したものであり、人の受造の命は短く、過ぎ去るものです。しかし、人の内側には永遠というものがあり、それは人に永遠を追い求める願いを与えます。すばらしいものであれば何であれ、人はそれが永遠に残ることを望みます。

伝道の書第3章11節は言います、「彼はすべてを造り、時にかなって美しくされた.また、彼は彼らの心に永遠を置かれた」。神はこの世の人の心に永遠というものを置かれ、それによって人は永遠を尋ね求める感覚を持ち、永遠を追い求める願いを持ちます。人は常に何かを追い求めて、内側にある永遠の感覚を満たそうとします。この永遠を追い求める願い、永遠を追い求める感覚を満たすものは何でしょうか? 物質の領域には、人を満足させるものはありません。光の下で、どんな人、事、物も人の心の深みにある永遠を追い求める感覚を満たすことはできません。永遠の神だけが、永遠を尋ね求め永遠を追い求めるという、人の感覚を満たすことができます。

朗読(「永遠」とは何か?④) 習志野に在る教会作成

「永遠」とは何か?④

人は神を認識し、神を得て、神に人の内側へと入っていただく必要があります。それによって人の永遠を追い求める感覚が満たされます。神は人の中に入って、永遠の命を人の内側に分与します。短く限られた人に永遠の無限の命を得させ、人を再生し、人を神の子供たちとします。短く限られた人生の中で、わたしたちは、永遠のものを得る望みがあり、可能性があり、またそれを追い求めて得るべきです。それは神ご自身、すなわち彼の永遠の命を得ることです。それによって人の短い命を神の神聖な永遠の命と結合させ、ミングリングさせ、永遠の中へと、神の中へともたらします。

この話を聞いた友人のみなさん、急いで、この短く限られた人生のうちに、この永遠で無限の神を得てください。一方において永遠を追い求める感覚が満たされ、もう一方において、永遠の命を得て、永遠の神を得て、あなたと永遠で無限の神が結合し、ミングリングし、合併します。この人生は何という祝福でしょう! これは神が人のために定めた御旨であり、彼の心の願いです。他の被造物にはこの望みがなく、ただ人だけが彼のかたち、姿にしたがって造られ、彼はまた永遠を追い求める感覚をわたしたちの心に植えました。あなたがこの永遠の神を得ることができますように。


記事は日本福音書房発行「ミニストリーダイジェスト」
第2期第1巻より引用

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