真の自由

福音メッセージ

アメリカのリンカーン大統領は黒人奴隷を解放するために、南北戦争を引き起こし、双方とも死傷者が多く、最後に北側が勝利して奴隷制度が廃止され、ついに黒人奴隷が自由になりました。イギリスのウィルバーフォース議員は、生涯にわたって奴隷貿易廃止を推し進めましたが、ついに1807年にイギリスで解放案が可決され、また1833年にイギリスに属する西インドの八十万人の奴隷解放案が可決されました。インドの奴隷制度も1838年に廃止されました。自由は全人類が尊び、得ることを渇望していたものでした。しかし、人類は極めて大きな代価と努力を払って、環境の自由を勝ち取りましたが、内側の自由を勝ち取ることができませんでした。

ロンドンのある青年がアルコール中毒であり、酒のゆえに仕事、地位、財産をすべて失い、そこから抜け出すことができませんでした。ある日、彼はバーに入り、お酒を一杯注文しました。飲み終わった後、カウンターにあるガラスを壊し、自ら警察へ行って自首し、投獄されることを望みました。彼はこのことを通して酒をやめようと願いました。署長は彼の苦しみに同情して、一ヶ月間彼を投獄しました。刑期を終えて出所した後、彼は酒屋の前を通った時、酒の中毒症状がなおも自分の中で影響力を持っていることを見いだし、彼は非常に苦しみ、失望しました。後に彼は福音を聞き、感動し、涙を流して救い主としてのキリストを受け入れました。すると、酒の中毒症状がそのときからなくなり、彼はついに真の自由を得て、内側で喜びに満たされました。

記事は日本福音書房発行「ミニストリーダイジェスト」
第1期第3巻より引用