真理

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ささげ物の規定から見る、神のエコノミーの絵

レビ記の記載によれば、神の意図は、彼の贖われた民が、幕屋にて、供え物を用い、また祭司が神と接触し、キリストと神の交わりを享受し、神に仕えることです。第一章から第七章の各種のささげ物の規定は神のエコノミーの全体的な絵を示します。それは、わたし...
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神と和解し、人と平和を持ち、 平安を享受する

「しかし、かつて遠く離れていたあなたがたは、今やキリスト・イエスの中で、キリストの血によって近くなったのです。なぜなら、彼ご自身は、わたしたちの平和であって、両者を一つにし、そして敵意である隔ての中垣を取り壊し、数々の規定から成っている戒め...
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罪の赦しと罪の洗い

「見よ、世の人の罪を取り除く神の小羊!」(ヨハネ一・二九)。 キリストは違犯のためのささげ物の実際として、十字架上で死なれました。神はわたしたちのすべての罪をこの神の小羊の上に置かれました。キリストが十字架上で尊い血を流されたので、神はわ...
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ダビデの悔い改めと神の赦し

ダビデは神の心にかなう人でした。神に選ばれてイスラエルの王となりました。しかしこのような人でも姦かん淫いんと殺人の罪を犯しました。これは人がいかに信頼できないものであり、いつもキリストを違犯のためのささげ物と罪のためのささげ物として必要とす...
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青銅の蛇と罪の肉(肉体)の様

蛇と罪と肉(肉体)は聖書の中でどれも肯定的な用語ではありません。 しかし、主イエスはご自身を「青銅の蛇」にたとえられ(ヨハネ三・十四)、 使徒パウロもまたキリストが「罪の肉(肉体)の様」で神に遣わされたと言っています(ローマ八・三)。 ...
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罪ともろもろの罪

聖書において、単数の罪(sin)はわたしたちの性情に内住する罪を指しており、複数の罪(sins)は、罪の行為を指しています。レビ記の予表によれば、わたしたちの罪(単数)は、キリストがわたしたちの罪のためのささげ物となることによって対処されま...
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穀物のささげ物―― 神・人のミングリングの予表

レビ記第二章の記載によれば、穀物のささげ物の基本的な材料は「きめの細かい小麦粉」と「油」です。四節は言います、「きめの細かい小麦粉によるもので、油を混ぜ合わせた……」。予表によれば、油は神性を示し、きめの細かい小麦粉はキリストの人性を示して...
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神のために絶対的である全焼のささげ物としてのキリスト

主の一生には、傷も欠陥も不完全さもありませんでした。 彼は完全な方であり、彼の過ごされた生活も完全であり、なおかつ神のために絶対的でした。 彼は完全に全焼のささげ物となる資格がありました。 彼が肉体と成ることを通して、神は彼のために真...
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あんしゅ――キリストと結合される

レビ記において、イスラエル人がささげ物を献げる時、 献げる人はささげ物の頭の上に手を置かなければならないと言っています。 新約においても、人がバプテスマされる時、使徒は信者の頭の上に手を置いたことが記載されています。 これは旧約の按手...
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レビ記から見る、神の民が持つべき生活

レビ記の内容は、ただレビ人に関する事柄を語っているだけでなく、神に贖われた人が持つべき礼拝と生活を示しています。この書で記載されている規定とは、神が、彼の民を訓練し、礼拝させ、神にあずからせ、享受させるものであり、また神の民がどのように聖別...